【秦野市】補聴器の助成金、補装具費支給制度と市独自支援はどう違うの?

「補聴器の助成金」と検索すると、制度の名前が複数出てきて、自分がどれを調べればいいのか分からなくなることがあります。しかも、購入してから申請しようとすると、「それは対象外です」と言われるケースもある。順番を間違えたくない場面だと思います。

秦野市在住、ハダノコネクトの公認心理師ライター、こうじです。市内を車で回ることが多いので、窓口の場所や動きやすい時間帯はよく確認してから動くようにしています。今回は、補聴器の助成を調べている方に向けて、制度の種類と確認の順番を整理します。

この記事では、補装具費支給制度・秦野市独自の助成・相談窓口の三つに分けて、何をどの順で確認するかが見えるようにしています。

目次

「助成金」で検索すると混ざりやすい制度の話

補聴器の費用を調べていると、「助成金」「補助金」「補装具費」という言葉が混在して出てきます。これらは別々の制度を指していて、対象も申請先も異なります。

大きく分けると、国の制度(補装具費支給制度)と、秦野市独自の制度が存在します。どちらも窓口は市役所ですが、対象となる人が違う。まずここを分けて見ることが、迷いを減らす最初の一歩です。

補装具費支給制度とはどんな仕組みか

補装具費支給制度は、障害者総合支援法にもとづく国の制度です。身体障害者手帳(聴覚障害)をお持ちの方が対象で、補聴器購入にかかる費用のうち原則1割の自己負担で支給が受けられます。

秦野市の場合、窓口は福祉部 障害福祉課 自立支援担当(電話:0463-82-7616)です。まず相談してから動く流れになっています。

秦野市で確認できる高齢者向け支援の有無

2026年5月時点では、秦野市の公式サイトに高齢者を対象にした補聴器専用の助成制度は確認できませんでした。高齢者で手帳をお持ちでない方は、補装具費支給制度の対象外になる場合があります。

ただし、地域包括支援センターや高齢介護課に相談することで、他の生活支援制度につながることもあります。「制度がない」と決めつけず、一度相談してみる価値はあると思っています。

秦野市の難聴児向け独自助成について

秦野市には、身体障害者手帳の対象とならない軽度・中等度難聴の児童を対象にした独自の助成制度があります。聞こえの改善と言葉の習得を促進することを目的としたものです。

対象や申請条件の詳細は年度ごとに変わることがあるため、秦野市障害福祉課への確認が必要です。お子さんの難聴について調べている方は、この制度名を覚えておくと窓口で話が早くなります。

対象になる人とそうでない人の分かれ目

迷いやすいのが、手帳の有無と難聴の程度による対象の違いです。補装具費支給制度は、聴覚障害の身体障害者手帳を取得している方が対象になります。手帳がなければ、この制度は使えません。

手帳あり(聴覚障害)

補装具費支給制度の対象。市の障害福祉課へ申請。

手帳なし・難聴児(軽度〜中等度)

秦野市独自の助成制度を確認。対象年齢等は要問い合わせ。

手帳なし・高齢者

公的助成の対象外になる場合がある。地域包括支援センターへ相談。

自分がどの区分に近いかを確認してから窓口へ行くと、話がずいぶん進めやすくなります。

購入前に確認が必要な理由と申請の流れ

補装具費支給制度は、購入前に申請することが原則です。先に補聴器を買ってしまうと、制度が使えなくなることがあります。これはわたしが相談を受けるときによく聞く失敗のパターンです。

STEP
障害福祉課へ相談・書類受け取り

手帳と印鑑を持参し、窓口で給付申請書を受け取ります。

STEP
指定医師による診察・意見書の取得

補聴器適合の診察を受け、医師に意見書を作成してもらいます。

STEP
補聴器販売店で見積書を作成

意見書をもとに、販売店で見積書を発行してもらいます。

STEP
障害福祉課へ書類を提出・審査

申請書・意見書・見積書をそろえて提出します。審査後、支給券が届くまで2週間~4週間程度かかります。

STEP
補装具費支給券で補聴器を受け取る

支給券と自己負担額を販売店へ持参し、補聴器を受け取ります。

医師意見書と申請書で見落とされやすいこと

申請書類の中で特に確認しておきたいのが、医師意見書の取り方です。どの医療機関でも発行してもらえるわけではなく、補聴器相談医や指定医師への受診が必要になる場合があります。

かかりつけの耳鼻科が対象かどうか、窓口で確認してから受診の予約を入れるほうが二度手間になりません。診察料が別途かかることもあるので、あらかじめ聞いておくと安心です。

販売店の案内だけで決めない理由

補聴器販売店では、試聴や調整の相談に乗ってもらえますが、制度の適用可否まで確定的に答えられるわけではありません。「この機種で申請できます」と言われても、実際の審査は市の窓口で行われます。

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販売店の話と窓口の話、両方で確認するのが確実です

わたしも「まず店で聞いてから動けばいい」と思っていた時期がありました。でも実際は窓口に先に行くほうがスムーズなんですよね。制度の適用範囲は店ではなく市が判断するので。

秦野市で補聴器の相談をするなら

補聴器の助成について、最初に連絡する窓口は秦野市役所の障害福祉課が中心になります。高齢者の方は、地域包括支援センターへ相談すると、介護保険や他の支援制度と合わせて案内してもらえることがあります。

  • 障害福祉課 自立支援担当:0463-82-7616
  • 相談は来庁・電話どちらも対応
  • 高齢者は地域包括支援センターも可

市役所の場所が分かりにくいと感じる方もいますが、秦野駅から徒歩圏内で駐車場もあります。電話で事前に確認してから行くと、窓口での待ち時間も短くなります。

家計負担を考えるときに見ておきたい制度

補装具費支給制度のほかに、医療費控除が使える場合があります。耳鼻科の補聴器相談医で診察を受け、「補聴器適合に関する診療情報提供書」を取得したうえで確定申告を行う流れです。

ただし、補装具費支給制度を使った購入分が医療費控除の対象になるかどうかは、状況によって異なります。こちらは税務署か税理士への確認が確実です。

公式情報を確認するときの見方

秦野市の制度は、市公式ホームページの「障害福祉サービス」ページから確認できます。ページ構成がやや複雑なので、トップページの検索窓に「補装具」と入力するほうが早く見つかります。

制度の内容は年度ごとに変わることがあります。支給額・対象範囲・必要書類については、ページの更新日も合わせて確認しておくと安心です。

よくある失敗と注意したい場面

先に補聴器を購入してしまい、申請が通らなかったというケースは少なくありません。「購入前申請」という原則は、制度の中でも特に見落とされやすい部分です。

また、所得が一定以上ある世帯では補装具費支給が対象外になることもあります。申請前に所得要件も窓口で確認しておくと、手続きが二度手間になりません。

この制度が向いていないケースについて

身体障害者手帳の対象にならない程度の難聴であれば、補装具費支給制度は使えません。手帳の取得そのものから検討が必要になる場合は、手続きに数ヶ月かかることもあります。

急いで補聴器を用意したい事情がある場合は、その旨を窓口に伝えておくと、優先できる対応や代替の選択肢を案内してもらえることがあります。

迷ったときに最初にやること

今日できる一歩は、秦野市障害福祉課への電話一本です。「補聴器の制度について聞きたいのですが」とだけ伝えれば、自分がどの制度に当てはまりそうかを案内してもらえます。

電話の前にメモ帳を一枚用意して、窓口で聞いたことを書き留めておくと、後で家族や本人に共有するときに便利です。わたしも同じような相談を受けたとき、「まず電話してみましょう」と言うことが多いです。

制度のことは、調べれば調べるほど複雑に見えてしまうことがあります。でも実際には、窓口で一度話すと自分に必要な部分だけが見えてくることが多い。今週のどこかで電話してみてください。それだけでずいぶん動きやすくなるはずです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ハダノコネクト」こうじ

秦野市在住のこうじです。地域情報メディア『ハダノコネクト』で、地元で役立つ情報を発信しています。

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