秦野市内の公園や施設を訪れたとき、ふと目に入った彫刻のことが気になっていても、「どこにあるのか」「いつから置かれているのか」が分からないと、調べにくいままになりがちです。
地域情報メディア『ハダノコネクト』ライターのこうじです。公認心理師として秦野市内で開業しながら、まちの動きを記事にしています。場所がはっきり分かるかどうかは、実際に足を運ぶかどうかに直結すると思っているので、まずそこから整理します。
この記事では、2026年3月29日に除幕式が行われた2点の野外彫刻について、設置場所・作品情報・確認できている内容・問い合わせ先の順に紹介します。
2つの彫刻はそれぞれどこに置かれているか
設置場所は2か所。どちらも、施設に来たついでに立ち寄りやすい入口付近です。
| 作品名 | 設置場所 | 住所 |
|---|---|---|
| 星に向かう樹 | 県立秦野戸川公園 大倉バス停近く | 神奈川県秦野市堀山下1513 |
| 巨石に就て | はだの丹沢クライミングパーク 施設入口 | 神奈川県秦野市戸川1398 |
大倉バス停は、丹沢登山の出発点として多くの人が利用する場所です。クライミングパークの方は施設の入口なので、建物に入る前に目に入る位置にあります。
2作品の概要と選考で重視された点
今回の2作品は「第6回秦野丹沢野外彫刻展 OMOTAN Sculpture Award」で選ばれたものです。全国91点の応募から選考されました。
- 星に向かう樹/作者:吉田隆さん
-
ステンレス素材。山・木・架空の動物をモチーフに、空間に溶け込む薄さと軽さを追求した作品。設置場所の植栽や丹沢の山々との調和が評価された。
- 巨石に就て/作者:松岡圭介さん
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自然石を10倍に拡大した造形に、カラフルなタイルを施した作品。クライミングパークのボルダーウォールとの色彩的な一体感が評価された。
選考では作品の美しさだけでなく、設置場所の環境との関係性が最も重視されたと、選考協議会委員長の水沢勉さんが除幕式で述べています。
除幕式は2026年3月29日に行われた
除幕式は2026年3月29日、2会場それぞれで実施されました。高橋昌和市長の挨拶、選考協議会委員長による講評、作者2人のスピーチの後、記念楯の授与を経て除幕されています。
市制施行70周年という節目の年であり、前回の開催から22年ぶりとなる第6回の開催でした。今回は設置場所を事前に具体的に指定したうえで全国公募に切り替えた、という経緯が秦野市役所文化振興課の宮原諒さんへの取材で確認されています。
koji場所が分かれば、散歩のついでに寄れそうですね
「彫刻のあるまちづくり」との関係
秦野市はこれまで「彫刻のあるまちづくり」として、市内各所に野外彫刻を設置してきました。今回の2作品はその延長線上にありつつ、「表丹沢魅力づくり構想」とも連動した企画として位置づけられています。
前回まで県内公募かつ設置場所も緩やかな指定だったものを、今回は場所を細かく指定したうえで全国公募に変えたのは、場所と作品の関係をより意識した選考にするためだったと宮原さんは話しています。
現地で確認できること・できないこと
除幕式は完了しており、2作品はすでに設置されています。施設を訪れれば現地で見ることができる状態です。
- 作品の詳細は秦野市役所文化振興課(0463-86-6309)で確認できます
- 各施設の開放時間や駐車場の詳細は施設側への確認が必要です
- 今後の展示継続については公式情報をご確認ください
わたし自身、大倉バス停周辺は車で通ることがありますが、駐車場の使いやすさは事前に確認しておいた方が動きやすいと感じています。
実際に足を運ぶ前に確認しておけること
2か所それぞれ、施設の入口付近に設置されているので、入場や特別な手続きなしに目にできる場所にあります。ただし、駐車場の有無や混雑状況、バスのアクセスは施設によって異なります。
県立秦野戸川公園・はだの丹沢クライミングパークそれぞれの公式情報か、秦野市役所文化振興課(0463-86-6309)で確認できます。
大倉バス停近くの「星に向かう樹」か、クライミングパーク入口の「巨石に就て」か。それぞれ雰囲気がかなり異なります。
丹沢登山のついでに大倉バス停側へ、クライミングパークを利用するついでに彫刻を見る、という組み合わせが動きやすいです。
問い合わせ先:神奈川県秦野市役所 文化スポーツ部 文化振興課 文化振興担当(電話番号:0463-86-6309)
週末に立ち寄れるかどうかを先に確認しておく
今週末に丹沢方面へ出かける予定があるなら、大倉バス停に着いたとき少し周囲を見渡してみると、「星に向かう樹」に気づけるはずです。クライミングパークの方も、入口に入る前の段階で見られる場所にあります。
わたし自身は、彫刻をじっくり見るというより、通りがかりにふと目が合う感じが好きです。設置場所の条件が細かく指定されたことで、そういう「ふとした出会い」が起きやすい場所に置かれているのだと今回の経緯を読んで感じました。
場所の確認だけなら電話一本でできます。みなさんが秦野の風景の中でこれらの作品に出会う機会が、自然に増えていけばいいなと思っています。












